水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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2019年度第3回正・準指導員養成講習会

ずいぶん前の話で大変恐縮です。2019年1月5日(土)〜6日(日)、第3回正・準指導員養成講習会(会津高原だいくらスキー場)に参加してきました。

f:id:mito_jr_ski:20190313194438j:plain初めてリゾートイン台鞍に泊まりました。立地からして温泉があればもっと流行ると思うのですが。そこだけが残念ですね。

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翌6日もパウダー状態。

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講習開始まで、朝イチで低速系の練習です。特にバリエーショントレーニングとして前日の講習で習った、ワイドスタンスの直滑降でスタートし、両足首だけを内側に回旋する練習をしました。トップを内に動かす感覚でやるといいそうなのですが、スピードが出てきてなかなか上手くいきません。この日もいろいろとアドバイスを受けました。

・横滑りの展開

ポジションが後ろだとテールの方が下がってしまうので、注意すること。

・プルークボーゲン

斜行の時に切り替え、重心を前に。

・シュテムターン
足を開きすぎている。足を開くときに、ポジションを前に。

2018−2019シーズン滑走記録8(2019年1月4日(金)会津高原高畑スキー場)

2019年1月4日(金)、次の養成講習会が翌日から始まるということもあり、水戸には戻らず、高畑スキー場へ移動し、昨日習ったことを復習しました。特に低速系の練習です。

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正指及び準指受検組の方々も見受けられ、皆、真剣に練習していました。

この日は昨日と変わって天気が良く、バーン状態もかなりいい状況でした。

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2018−2019シーズン滑走記録7(2019年1月3日(木)会津高原だいくらスキー場)

公認スキー指導員検定(いわゆる正指導員)受検とB級検定員受検があり、更新が滞ってしまい、すみません。

2019年1月3日(木)、S技術員が準指受験組も含めて補講をしてくださるとのことで、参加してきました。補講は技術員の全くの善意によるもので、県連としては全く関係ありませんし、補講に出たからといって、検定で優遇されることもありません。

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前回のC級検定会以来のだいくらスキー場です。毎年、激安シーズン券に釣られて高畑スキー場へ行ってしまうので、正直、ほとんど来たことがありませんでした。気温が低く、雪がふかふかで普通に滑べる分にはいい感じでした。

途中、県連のKアドバイザーも加わってくださり、なかなか興味深いレッスンでした。

積極的にお尻をテールから外す練習をしました。やはり、基本はプルークボーゲンの形で、お尻が必然的にテールから外れています。それを意識して、ターンするようにしました。ターンという言葉を使ってしまいましたが、ターンするというイメージではなく、スキーの先端の方向を変えてあげるだけという意識で滑るのがポイントらしいです。

プルークボーゲンは、板に体重をかけるのではなく、ハの字の状態で重心を下に落とす。これがすべての基本で、そうすることにより、足、つまり、テールが出てくる。この動きをターンが終了するまで、つまり、切り替えまで続ける。少しずつ重心を下に落とし続け、テールの動きが止まらないようにするのがポイント。スキーの先端、ハの字の形は常にリンゴ一個分の間隔をキープすること。

自分の場合、エッジングがどうしても強く出てしまうので、足首だけをひねる意識で、テールはバターナイフでパンをなでるように、雪面近くで動かすようにとのアドバイスをいただきました。別な言い方をすれば、雪面を薄皮一枚剥ぐような感じでエッジングするようにとのことでした。

また、パラレルターンの時に、スタンスが狭すぎるとのことで、膝と膝の間に拳を一つ分あけるようにとのアドバイスもいただきました。そうすることにより、足が動きやすくなるそうです。

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お昼は第1ロッジ食堂で唐揚げ定食(850円だったと思う)を食べました。高畑スキー場の唐揚げ定食と違って、ボリューム感はないものの、柔らかでタルタルソース付きというのが、だいくら流のようです。

2018−2019シーズン滑走記録4〜6(2018年12月29日(土)〜31日(月)会津高原高畑スキー場)

昨シーズンの滑走記録は途中で断念してしまいましたが、今シーズンはなるべく記録を残して行こうかと思います。

先にお伝えしたように、2018年12月15日(土)〜16日(日)が養成講習会、12月23日(日)が少年団の初滑りで、滑走日数は3日。今シーズンは、12月29日(土)が会津高原高畑スキー場の初日。朝、水戸を出発。天気予報では、ようやく大寒波と大雪の情報が出て、すっかり冬らしくなりました。高畑スキー場へ向かう道すがら、そすい庵あたりからサラサラの雪が路面に現れ、いつも渋滞している関谷の交差点はガラガラ。塩原温泉まで数台の事故車に遭遇し、慎重な運転で高畑スキー場へ到着。

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寒いだけあって、雪質は良かったですね。

翌30日(日)も相変わらずの吹雪。

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コースはほとんど未圧雪のふわふわ状態。31日(月)の大晦日は雪がほぼ止み、辺りは真っ白でスキー日和でした。

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バーンは圧雪されており、非常に滑りやすかったです。これほど乗りやすい条件は、昨シーズンからほとんどなかったように思います。

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正指導員受検に向けて練習です。低速でできない動きは高速ではもっとできない。緩斜面でできなければ、急斜面ではもっとできない。これを肝に命じて3日間、基本練習しておりました。
 

2019年度第2回正・準指導員養成講習会(その2)

今回の講習会では、講師のS技術員のご好意で、何本もビデオを撮影していただき、とても参考になりました。

初日の講習が終わり、宿に荷物を運んで、温泉そして、夕食。

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指定宿舎のシャレー丸沼はなかなか個人では泊まれません(高くて)。夕食後はミーティング。

二日目の講習でもS技術員にいろいろと教えていただきました。

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特に朝一発目に行うトレーニングです。

・ワイドスタンス(両膝の間に拳一個分が入る)を作る。

・直滑降からの横滑り。この時、トップをベタ踏みするようにし、横滑りしたら停止。

・続いて斜滑降から、先ほどと同様、ブーツのタングに圧をかけてトップをベタ踏みし、トップがフォールラインを向いたらテールを出す。1ターンごとに止める。これを繰り返す。

この日は16:00頃まで滑って、シャレーの大広間で着替えをし、渋滞を回避するために時間をずらして水戸へ戻りました。

2019年度第2回正・準指導員養成講習会(その1)

これまた古い話で恐縮ですが、2018年12月15日(土)〜16日(日)、第2回正・準指導員養成講習会(丸沼高原スキー場)に参加してきました。午前4時すぎに家を出発。途中、道の駅もてぎで、同時開催のスキー指導者研修会に参加する少年団のコーチ陣とシニアの方と合流。金精トンネルを降ってカーブを過ぎると1台の車が自損事故をしていました。確か、準指導員の養成講習会参加した時も同じように道路脇に突っ込んでいる車がありました。丸沼高原スキー場には8時前に到着。ギリギリ中央駐車場向かいの道路沿いにある駐車場に停められました。

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直前に結構降雪があり、シーズン初めにしてはまずまずだったのではないでしょうか。

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今回は二日間ともにS技術員から色々と教えていただきました。特に言われたのが、スキーを回そうとしないこと。ターンするということではなく、スキーの方向を変えてあげるだけ、ということを意識して滑るようにとのことでした。Kデモが初日に正指班に同行していただけました。自分の番を待つ間に解説していただいたり、求められている滑りを最後にデモンストレーションしていただいたりしたので、内容がよく分かり、中身の濃い講習だったと思います。

初日の午後に、種目等のデモンストレーションがありました。スマホで動画撮影しましたので、参考までに載せておきます。


スキーの基本姿勢@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


滑走のプルークボーゲン(滑走性の高いプルークボーゲン)@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


プルークボーゲン@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


斜滑降から横滑り@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


横滑りの展開@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


シュテムターン@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション


静的と動的の違い@茨城県スキー連盟2019年度第2回正・準指導員養成講習会デモンストレーション

2019年度第1回正・準指導員養成講習会(理論)

今シーズンは、正指導員(公認スキー指導員)検定に挑戦すべく、2018年11月11日(日)に那珂市中央公民館で行われた茨城県スキー連盟による第1回正・準指導員養成講習会(理論)に参加してきました。

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今シーズンは、正指導員は9名、準指導員は17名が挑戦します。準指導員同期では私を含め、3人が正指導員を受検します。

自分が3シーズン前に参加した準指導員養成講習会と比べて随分と穏やかというか軽いといったら失礼かもしれませんが、雰囲気が明るくなり、柔らかくなりましたね。講習もただ座って聞いているだけではなくて、各班に分かれて課題に対するプレゼンテーションをしたりと、随分と変わりました。

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「スキー技術の指導」の講義では、各種目のいくつかのポイントとアドバイスがありました。

○プルークボーゲン

・いつも両インエッジが立った状態

・テールの開きはゴールまで変わらない→テールは動かさない

・滑走性の良いプルークであること

・両足均等加重(50%)、ずっと体重が乗ったまま

・足首をしっかりと曲げる

・構え→手の場所は自分の前、ストックのリングが後ろにあること

・ポジションが後ろにならないように(後傾にならないように)

○滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開

・プルークボーゲンから展開していくのではない

・外足外足が強まっていくところを見せる→外スキーのカービングを強めていく

・最後の2ターンで足を閉じるのは減点対象

・最後の2ターンではストックをつく

○基礎パラレルターン(小回り)

・キレキレの小回りをする必要はなし

・斜面にあった良い運動を見せる→リズム、左右均等なターン

・板はトップから使う

○横滑りの展開

・抜重で方向を変えてOK

・真下への横滑りは、ターン弧を描いてしまうとダメ

○シュテムターン

・回してしまっていい

・「つ」の字のターンのイメージで、ずれて良い

○パラレルターン(大回り)

・スキーのトップの位置がどうなっているかDVDでよく見ておくこと

・前が開く(シェーレン)は減点対象

日本スキー教程のp.100にある静的なパラレルターンよりもp.101の「つ」の字のターンを目指す→静的なパラレルターンだとどんどんスピードが出てきてしまうので、動的な「つ」の字のターンでスピードをコントロールする

○パラレルターン(小回り)→不整地(コブ)

・安全に降りてくること

○総合滑走・リズム変化

・トップを見られる

 あと、大回りでも小回りでも、ターンが終わって、切り替えの時、次の動作をどうするか?そんな問いかけが講師からありました。そう言えば、昨シーズン岩瀬スキークラブの方々と滑る機会があって、N野さんが同じことを言っていたなぁと、思い出しました。「エッジを外すんだよ」と。講師の方も同じことを言ってました。切り替えてすぐに角付けをするのではなく、今のカービングスキーはエッジを外しても自然と角付けされるので、そういう滑りをするようにとのことでした。