水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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ICI石井スポーツ ヨドバシ宇都宮店主催 2022-23シーズン NEW MODEL SKI 試乗会(会津高原高畑スキー場)9〜16本目

2022年3月20日(日)、高畑スキー場で行われた石井スポーツのニューモデルスキー試乗会に参加してきました(後半)。

9本目
SALOMON サロモン S/RACE PRIME SL
165 cm R:13 m サイドカット:119/66/104 mm
ビンディング:X16LAB


軽くて取り回しが楽。センター付近のエッジがよく雪面に噛んで、とても良いスキーです。個人的にとても気に入った1台です。

 

10本目
VÖLKL フォルクル RACETIGER SL
165 cm R:12.6 m サイドカット:126/67/102 mm
ビンディング:rMotion3 12 GW

22-23フルモデルチェンジ。軽くてよくわまみます。悪雪でも楽に取り回せ、カービングしやすいです。総合滑走種目では良いパフォーマンスが得られると思う。

 

11本目
ELAN エラン ACE SCX FUSION X
167 cm R:15.1 m サイドカット:109/67/99 mm
ビンディング:EMX 12.0 GW Fusion X


中回り用モデル。GS用のセカンドモデルという位置付け。軽い。ロングクルージングに良いと思います。カービングも気持ちよくできるし、素直に回ってくれるELANの良さが出ている板だと思います。

 

12本目
ELAN エラン ACE SL FUSION X
164 cm R:12.8 m サイドカット:121/68/104 mm
ビンディング:EMX 11.0 GW FUSION X

とにかく軽い。とても素直に回ってくれて、悪雪でも取り回しが非常に楽。引っ掛かりなくスムーズなターンが低速からできるので、検定種目やポジションの確認、基本的な練習におすすめなモデルです。

 

13本目
ELAN エラン ACE SLX FUSION X
164 cm R:12.8 m サイドカット:121/68/104 mm
ビンディング:EMX 12.0 GW FUSION X

SL用のセカンドモデルという位置付け。これもとにかく軽い。とても素直に反応してくれる良い板です。

 

14本目
ATOMIC アトミック REDSTER G9 RS REVOSHOCK I
183 cm R:24 m サイドカット:105/67.5/89 mm
ビンディング:ICON 24

ムラキン氏が絶賛のビンディング、ICON 24を搭載したGS用モデル。長い割には重く感じませんが、全然曲がりませんでした。

 

15本目
ATOMIC アトミック BACKLAND 117
184 cm R:19 m サイドカット:140.5/117/129.5 mm
ビンディング:SHIFT 13 MNC

スト2本目。初めてバックカントリー用スキーに乗りました。めちゃめちゃ楽しいですね、これは。新発見。とにかく軽い。長さを感じず、悪雪でも沈み込まず安定して乗れる。面で乗る感じだけど、しっかり角付けすれば、カービングもOK。春のグサグサ雪をとにかくすごく楽しめてしまいます。

 

16本目
VÖLKL フォルクル BLAZE 94
179 cm R:17 m サイドカット:134/94/116 mm
ビンディング:GRIFFON

ラストの1本。グサグサ雪の中、バックカントリー用のスキーが楽しくて、かっ飛ばしていたら、最後の最後、細かい凸凹の振動でビンディングが外れ、見事に転びました。開放値8ではダメでしたね。軽くて楽しかったです。もちろんカービングもOKです。

 

そんなこんなで、今回の試乗会を経て、22/23シーズンのスキー板について勝手に総括をしますと、全体的にスキーが軽くなりました。純レース仕様でない限り、どの板も扱いやすく、簡単に曲がってくれます。

そんな中でも、自分だったら何を選ぶか。

候補として上がるのは、1本目に乗った「BLUEMORIS ブルーモリス S-POTION TYPE 4.0」。これは予算があれば買いました。もう一つは、9本目に乗った「SALOMON サロモン S/RACE PRIME SL」。とてもいい板なんだけど、今、S/RACE FIS SLを乗っているので、なんとか我慢しました。というか、6月の予約会ですら完売していたので、買えませんでした。

今回の試乗会での1番の収穫は、何と言ってもバックカントリー用スキーの楽しさが分かったということでしょうか。はっきり言って、毎回、パウダーでもなくこの春雪の時にバックカントリー用スキーの試乗をして果たして何が分かるのか、疑問に思っていました。ところが、先にも書きましたように、グサグサの悪雪の中、雪の中に板が潜り込まず、雪の上をかっ飛んで滑られる楽しさは、なんとも得難い体験でした。

 

で、2022年11月16日(水)。アポリト小山で6月にあった予約会では欲しいものが何一つ注文できなかったので、帰ってすぐにネットで最後の1本を探し出し、注文して届いたのが、これです。

佐々木明氏絶賛のSALOMON サロモン QST 106 ONE O SIXが無事、届きました。

楽しい22/23シーズンが始まりそうです。

steep.jp