水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログです。

2021/22シーズンのまとめその2(2022年2月前半)

2022年2月5日(土)、23本目も高畑スキー場。

某スキー学校長からテクニカルを取れと常々言われており、この辺でプライズと言えば、高畑で取るのが一番だろうと思い、とりあえず、事前講習に参加することにしました。事前講習といってもコロナ対策で密を避けるためか、このシーズン、高畑スキー学校では、プライズテスト対策キャンプとして事前講習を結構な頻度で設定していただいており、助かりました。受検前日の事前講習よりも、前もって講習を受けておけば、指摘を受けたところに対して修正し、練習する時間が取れると考えたのも一つの理由です。

この日は寒くて雪が多くて圧雪が間に合わない感じでした。キャンプでは、7〜8名/班で効率よくレッスンを受けさせてもらえました。副校長の班に入り、午前中には基本的な動作の確認。最初はプルーク形状で、スキーから近いところから足を動かして行く。足首で角付け、膝の真上から圧をかける。股関節を使って回旋する。外腰に乗る。外腰に乗る位置は、足踏みするように斜面に対して谷側のスキーを上げて、少し谷側へ脚を下ろした時に、谷脚の腰(股関節)に体重がかかるポジション。特に足首を緩めないことが重要で、そうしないと後傾のポジションとなり、スピードが出て等速でターンができない。基本的には茨城県連のレベルアップキャンプで指摘されたこととほとんど同じでした。なかなかクセを直すのは難しいですね。

午後は、コブのレッスン。コブをやると分かっていたら、唐揚げ定食は食べなかったんですが。。。さて、不整地小回りの検定バーンはスーパーブラックなことが多いのですが、豪雪でコブが埋まってしまい練習にならないとのことで、オレンジ下部のコブを使った講習。斜度やコブの形状など、スーパーブラックのコブと比べて簡単な条件なので、ノーストックで降りて来られるくらいでないと、スーパーブラックのコブは無理、とのこと。前の週に行った縦滑りの練習の成果を少し出せれたと思います。横滑りのズルドンが全てダメなのではなくて、コブを滑るには横滑りも縦滑りも両方の技術が必要なんだ、と柏木選手はDVDの中で言っておられました。

一旦水戸に戻って、翌2月6日(日)の24本目は、だいくらスキー場でファミリースキー

この日も雪が多く、深雪状態。あまり練習にはなりませんでした。

お昼は煮込みカツ丼。写真は美味しそうに見えるんですが、カツは硬いし、ご飯は、早だきで炊いているのか、お米が半分に割れていたり、ふっくらしていなくて、全然美味しくないです。南郷スキー場と経営が同じなので、もう少しどうにかならんもんかと、だいくらでお昼を食べるときはいつも思うのであります。

2022年2月9日(水)、25本目はハンターマウンテン塩原。

この日は天気が良く、絶好のスキー日和でしたね。

実は、年末のアポリト小山ウィンターシーズンオープニングセールで2シーズン落ちのSALOMON S/RACE SL FIS 165 cmを税込10万円で買っておりました。この日が初滑り。これまでのフォルクルは一体なんだったの?というくらい、ウォールストリート上部のアイスバーンもズレ落ちることなくエッジがかかり、安定感抜群。なんでもっと早く乗らなかったのかと、後悔しきり。

2022年2月11日(金、祝)、26本目もハンターマウンテン塩原。

朝は寒くて良く引き締まったバーンでした。午後は準指導員の検定を受ける同僚のOさんが、特に横滑りを見てほしいとのことで、特訓しました。どうしても山側の腰(股関節)に体重が残ってしまい、腰がスキーに対して斜め45度くらい谷側方向に向けられていないので、斜滑降してしまう状況をなんとかして克服するためにはどうするか、実演しつつバリトレや横滑りのポイントを教えました。

2022年2月12日(土)、27本目は南郷スキー場へ移動。

完璧な南郷ブルーとまでは行きませんでしたが、良い眺めだと思います。前日に行われた2022北京オリンピックスノーボード男子ハーフパイプ決勝、すごかったですね。優勝した平野歩夢選手が小学生の頃に練習した南郷スキー場では、応援の寄せ書きとお祝いがありました。

お昼は、とまとソースカツ丼。カツがとても柔らかくて、こんなに柔らかいカツは初めてで、ご飯もふっくらでとても美味しかったです。この辺りのゲレ食は南郷が一番ですね。

2022年2月13日(日)、28本目は高畑スキー場。

この日は、COMPE104の試乗会をやっていました。買う気がないのに試乗すると怒られそうなので、今日はやめておきました。

OGASAKAのデザインを見てびっくり。個人的には好きになれないデザインでしたね。残念。

それはそうと、テクニカル受検に向けてどうするか。特に検定バーンのイガヤの急斜面小回りをどう攻略するか。ちょうど発売になったスキーグラフィック2022年3月号の佐藤栄一選手の「谷回りは外へ山回りは内へ 深いターンは腰で決まる」

の特集をやっていたので、それを参考にすることに。とにかく3次元的八の字の腰の動かし方をマスターすべく、練習しました。お昼は定番の唐揚げ定食でした。