水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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全日本スキー連盟公認スキー指導員検定受検記(その4)

2019年2月24日(日)、同室のTさんとマテリアルの話やらスキー学校の裏話などしつつ、早めの朝食。

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閉会式。教育本部長の挨拶に始まり、この第3会場は1年も前から群馬県連の方々を初め、地元の方々と準備をされてきたとか。また、将来的に、全日本技術選と同じようにテクニカルポイントとアーティスティックポイントの2つで合否を決める方向で進んでいるとのお話がありました。最後に講評と結果発表。加点を積極的に付けるという開会式でのお話は本当だったようで、誰だかは分かりませんが、シュテムターンでは85(合格点は80)を付けたそうです!

受検者数は、276人。合格率42.4%(第2会場のオニコウベは57.6%)。各種目ごとの合格率は、

・プルークボーゲン 90.1%(同96.5%)

・滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開 76.3%(同87.1%)

・基礎パラレルターン小回り 78.4%(同68.2%)

・横滑りの展開 86.2%(同88.2%)

・シュテムターン 90.1%(同92.9%)

・パラレルターン大回り 61.5%(同90.0%)

・総合滑降(リズム変化) 60.1%(同91.8%)

・パラレルターン小回り(不整地) 67.8%(同92.9%)

でした。何故か理論の合格率は講評されず(全く何も言及はなかった、ちなみに例年理論100%合格だった第2会場は今回10%くらい落ちたそうです)。そして、合格者のビブナンバーが順にパワーポイントでスクリーンに表示され、読み上げられていくわけです。

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自分の番号が呼ばれるかどうかどきどきしながら待って、無事、番号が呼ばれてほっとする。

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手続き等を終え、帰宅のために例の臨時駐車場へ。するとパトカーが止まっていて何やら現場検証のようなことをしている。私の車は無事でしたが、車上荒らしか何かがあったようで、今回の臨時駐車場の設定には、少し疑問符が付きました。節約のため、北回りで長野原〜中之条〜渋川〜赤城山の麓〜大間々〜国道50号の下道で水戸まで6時間かけて帰りました。そう言えば、二日目の終了後にもらったお菓子です。

 

特別協賛のヤマザキビスケットより。

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後日、美味しくいただきました。

僭越ながら、今後、正指導員を受検される方へのアドバイスです。

・「資格受検者のために」のDVDの映像はあらかじめスマホに取り込んでおき、いつでも見られるようにしておく。

・理論は範囲がかなり広いので、第1回の養成講習会の頃から準備しておいた方が良い。

・理論はSAJのHPにある規程・規約、「資格受検者のために」からの出題が多く、毎年のように中身が変わっているので、必ず最新のものを入手しそれで勉強すること。

・それに伴い、過去問が役に立たない場合があり、適宜読み換えるか、修正が必要。

・「日本スキー教程安全編」(緑本)は必須。ここから必ず出題される。

・前走はいない場合がある(第2会場はいたらしいです)。

・ビブナンバーコールが始まってもコートにいなくて、自分の番に間に合わず、一番最後の出走に回された人がいた。みんなの迷惑になるので、気をつけたい(多分、その人は合格していなかった)。

・技術選のようにロング板とショート板を用意し、種目に応じて履き替えるような時間はほとんどない(そこまでする必要性は全くないと思う)。

スキー教程が変わったり、準指導員受検の時とは違う種目が課されることがあるから、準指導員を取得したら出来るだけ早めに正指導員にトライした方がいいと思う。