水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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全日本スキー連盟公認スキー指導員検定受検記(その3)

2019年2月23日(土)、二日目。週間予報ではあまり天気が良くない感じでしたが、流石に晴天率80%を謳っているだけあって、鹿沢スノーエリアは良い天気でした。ただ、バーンは相変わらずカリカリというかツルツル。

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自分の最初はパラレルターン・大回り。群馬県連のビブコール担当スタッフの方が、前日の総合滑降よりコースが短いので、最初にスケーティングとかして勢いを付けて行くと、規定されている4(〜6)ターンに届かないかもしれないから注意するように、と受検者にアドバイスしてくださいました。それにもかかわらず、前に滑る受検者見ていると、多くの者がスケーティングやクローチングしてスタート。この種目の合格率が意外と低かったのは、回転数が規定に達しなかった受検者が多かったから?さて自分の番。検定バーンは意外とエッジも噛んで滑りやすく感じました。下で見ていてくれた同じ茨城県連受検組のOさんから、かなり良かったので加点が出たんじゃない?とお褒めの言葉をいただきました。お互いにバーンと検定状況の情報交換をして、次の種目へ。

プルークボーゲンは、DVD(資格受検者のために 2019年度版)と同じように滑ることを意識して、腿の寝せ、上げを使い上手く滑られたと思います。種目ごとにスマホのカメラでDVDの映像をテレビの画面から撮影して、いつでも見られるようにしておくと良いです。養成講習会の時にも、滑りを確認するのに非常に有効なので、第1回目の養成講習会で「資格受検者のために」をもらったら、準備しておくと良いでしょう。

続く基礎パラレルターン小回りは、少し慎重に滑りました。養成講習会でアドバイスいただいた最後の3ターンはゆっくりとすぐに止まれるように。検定が終わってから聞いた話ですが、この種目はトップから回していくような滑りでいいそうです。テールだけを振るような滑りでは、合格点が出ないようです。

お昼は21日(木)に受付をしたハイランドロッジが解放されていたので、コンビニで買ってきてもらったおにぎりを食べて終了。

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写真は、基礎パラレルターン小回りとシュテムターンのバーンです。出走が近くなって中に入らないと受検者の滑りが見えません。シュテムターンは、バーンが削られて出てきたアイスバーンと、削れてたまった雪がコースの両端にあって、難しいバーン状況で、あまりうまく滑られませんでした。

最後はパラレルターン小回り(不整地)。スタートまで結構待たされました。時折空が暗くなって雪が降ってきたり、風が吹いてきたり。暗くなるとバーン状況が分からなくなるので、そうならないように祈りつつ、かなり寒い中、常に体を動かしながら待ちました。レーンは主に3つできていて、1つは斜面下方向に向かって右側、コブの間隔が長く、優しめな感じなんだけれど、滑走者が多く、荒れている感じ。2つ目は真ん中のレーンで、コブが深い。3つ目は左側で、コブは浅めだけど間隔は短め。右はガンガン行かないとおそらく点数が出ない。そうなると、真ん中か左のどちらを選ぶか、ガンガン攻めて行きたいのもあるけど、失敗したらパーなので、ゆっくり行くか。色々悩んで、結局、バーンが硬いので、ズルどんにならない程度に、また、破綻しない程度スピードを出して真ん中を滑らかに滑ることにした。実際滑ってみると、もっとガンガンいけたかなぁという感じでした。加点が確実にあるというのが分かっていれば、そうしていました。

全て終わり、宿に戻って温泉に入り、夕食バイキングに一番乗り。打ち上げを兼ねて解放感からどんちゃん騒ぎをするのかと思っておりましたが、皆、疲れが溜まっていたので、軽く反省会をして早めに就寝。