水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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2017年度第3回スキーレベルアップキャンプに参加してきました。

ご報告が遅くなりましたが、2017年3月25日(土)〜26日(日)に高畑スキー場で行われた茨城県スキー連盟主催の第3回スキーレベルアップキャンプに参加してきました。

講師はナショナルデモの兼子稔デモ、参加者は15、6名でした。準指同期のOさんも一緒でした。

初日は天気も良く、午前中は大回り、午後は小回りのレッスンでした。

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外足側の腰、つまり、外腰の高い位置からスキーに荷重してあげる。臀部の上(おしりの上部)から押してあげる。ただし、スキーの真上から荷重をかけてしまうとそのまま真上に戻ってきてしまうので、スキーの推進力を次のターンにつなげるために、スキーの前部分を意識してそこに荷重する。そうするとニュートラルから次のターンに入るときに、体もフォールラインの方に向かって出していけるはず。ストックを付くギリギリまでタメて次のターンにつなげる。ターンでは、重心がターン弧と共に移動していくように、常に動いているようにターンを仕上げていく。外腰高がポイントです。

同期のOさんの指摘では、自分の滑りではターンの前半で動きが終了してしまっており、動きが見られないターンになっているとのこと。そうならないように兼子デモの教えを表現できるように練習しました。

ターンも兼子デモの話では、推進力を次のターンにつなげられるように、極端な例えとして、スケーティングしていくような感じでターンをつなげていけるように、とのことでした。

二日目は小雪が舞う中、午前中が初日の復習、午後はコブのレッスンでした。

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コブのレッスンでは、スピードコントロールできるように、ずらしてコブを滑る練習でした。コブの底にスキーの中央部、つまり、ブーツあたりが入らないように、スキーのテールのみが入るようにずらしていくのがポイントだそうです(うまく説明ができませんが)。

これまた同期のOさんの見立てでは、自分の滑りではコブの衝撃を股関節で受けているので、身体の上部が上下してしまい、目線も上下してしまっている。そうならないように膝、足首で衝撃を吸収できるようにすると良いとのアドバイスをいただきました。

兼子デモのレッスンでも、コブ斜面を横切って、コブを越えるときにスキーのテールが太ももの後ろに付くように上げ、その際、重心が前に行ってしまわないようにする練習を教えていただきました(若い頃は結構楽にできていたのですが、最近は体がスムーズに動かない感じです)。

レベルアップキャンプは初めて参加しましたが、なかなか充実した内容で、次回もぜひ参加したいと思いました。

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