水戸市スキースポーツ少年団のコーチのブログ

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全日本スキー連盟公認スキー指導員検定受検記(その2)

2019年2月22日(金)、初日。朝起きると、ホテルの窓から浅間山が綺麗に見えました。

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検定会の指定宿舎は、その地域で一番のホテルを用意しているという話を聞きました。朝食も豪華で、感動しました。

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ホテルで開会式があり、良い滑りには良い点をつける、つまり、きちんと加点を出すと教育本部長がおっしゃっておりました。開会式後、理論の試験まで少し時間があり、最後の追い込み。

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問題と解答用紙が配られ、試験開始。問題の傾向がこれまでと、かなり変わっていて、しかも設問数も多い!新しく目にした問題は、常識的に考えれば解ける問題だったように思いました。ただ、ヘルメットの規格まで出題されるとは思ってもいなかった。とにかく範囲が広すぎるので、シーズンの初めから余裕を持って対策していく必要があると感じました。そんなこんなで、何とか1時間ちょっとで切り上げて、同じく早く終わった茨城県連受検組のNさんを乗せて早めに午後の検定会場へ向かうことに。スキー場の食堂は混んでいるだろうし、少し足慣らしをしておきたいので、臨時駐車場近くのセブンイレブンでおにぎりとアイスコーヒーを調達。移動しながら昼食を済ませました。検定は、3班に分かれてローテーションで実施。自分は、総合滑降→横滑りの展開→滑走プルークからの展開の順。

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こんな感じで、配られたローテーション表を事前にスマホで写真を撮っておくと現地で簡単に確認できるので、便利です。総合滑降のスタート位置は、レースで使っているスタートハウスから。まずはクローチングのまま右ターンで入り、あとは大回りとリズム変化で小回りを入れて、気持ちよく滑って、あっという間に終了。たまたま同じ茨城県連受検組のOさんが下で見ていて、全体的によかったけど、最後の2ターンが、くるっと腰が回っていたのが惜しい、というコメントをいただきました。翌日のパラレルターン・大回りも同じ検定バーンなので、気をつけようと思いました。

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写真は滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開の検定バーンです。

初日に鬼門の展開系の検定種目が終わり少し安心。そう言えば、各班ごとに前走者がいるというような話を噂には聞いていましたが、第3会場には、いなかったようです。総合滑降と横滑りの展開の検定バーンは、スタート位置から自分の前の人の滑りがほとんど見えないので、たとえ前走者がいても、他の人の滑りを参考にできるわけでもなく、影響を受けずに自分の滑りをするしかなく、却ってそれがよかったように思いました。

前日の教訓から検定が終わったらすぐにホテルへ移動。今日はホテルの駐車場に停められてすごく楽。すぐ温泉に入れました。その後、これは絶対、理論で落ちる人いるよなぁと思いつつ、理論問題の答え合わせ。全部で130問近くあり、そのうち30問くらい間違えているのを確認。6割はいけているだろうと、さらに少し安心し、夕食へ。

全日本スキー連盟公認スキー指導員検定受検記(その1)

全日本スキー連盟公認スキー指導員検定会の案内の封筒が群馬県連から届いたのが確か2月の上旬。封筒を開けてみると、ビブナンバーが、222と書いてある。一瞬、誕生日がビブナンバーなの?と思ったが、あり得ない。しかも検定日は2月22日(金)から。何か変なプレッシャーを感じる。そんなこんなで同じく第3会場で受検するNさんが指定宿舎のホテル軽井沢1130茨城県連関係者分の予約を取りまとめてくださいました。

検定会前日の2019年2月21日(木)に鹿沢スノーエリア入り。左膝外側の状態はサポーターのおかげか、だいぶ改善されました。念のため、検定会期間中はロキソニンを飲むことにしました。

14時近くに到着。第一印象はかなり狭くて、小さなスキー場。あと、施設が古い!おそらく施設の修繕とかにお金をかけていない。使っていないリフトが放置されてるし、駐車場への道路がボロボロで、しばし、うーむと唸る。

ゲレンデ正面にパラレルターン小回り・不整地(コブ)とプルークボーゲン、滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開の検定バーンが見える。

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2時間券を買って、茨城県連受検組と合流し、最終調整。リフトから、コブを滑っている人たち(受検者と勝手に想像)を見ていると、噂には聞いていましたが、失礼ながら、「うーん、この人たちは本当に準指導員資格を持っているんだろうか?」という印象。コブ斜面をまともに降りてこられない人たちが目立つ。いくつかの他県連の受験者らしき集団を見ていると、明日が本番だというのに、技術員らしき人がレッスンをやっている。もう少しちゃんと準備してこいよ、と言いたくなりましたが、とにかく受からないことにはそんな偉そうなことは口が裂けても言えません。

総合滑降とパラレルターン・大回りのバーンに行くと、ちょうど検定員の方々が、スタート位置とゴールを決める作業をしていました。「誰か2名手伝ってくれませんかー」と叫んでおられるので、私ともう一人の茨城県連受検組の二人が第3会場の全受検者を代表して協力を申し出ましたよ。「パラレルターン・大回りをやってください」とのことだったので、斜度やバーン状況を確認しながら滑りました。

そのあと移動し、コブが解放されていたので、1本滑る。深さはあるが、昼過ぎだったので柔らかめで、滑りやすく感じました。コブの斜面は短く、斜度はそれほど急ではありません。私のホームゲレンデ、高畑スキー場のコブを滑って下りてこられれば、全く問題ないレベルでした。

結局、養成講習会でも色々と問題のあった滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開は、DVDと同じように、内脚フラットの滑走プルークの形からスタートし、そこから展開していくのを見せるようにする。ここで、ようやく滑走プルークの展開を理解。内脚が返っているのを見せるには、しっかりニュートラルポジションを作ってからターンに入っていくことがポイント?

16時から鹿沢スノーエリア現地で受付。結構多くの受検者が事前受付していました。その後、指定宿舎のホテル軽井沢1130へ移動。ホテルへの一本道、もうすぐで到着というところで渋滞。1時間以上待たされる。ようやく到着すると、駐車場に空きがないので、荷物を下ろして臨時駐車場へ移動してくれとのこと。臨時駐車場はホテルから3キロ先にあり、田んぼ状で、ドロドロのすごい状況の空き地でした。そこから宿のマイクロバスで戻るわけで、 またここからが大変。ようやくホテルに戻ったと思ったら、フロントにはチェックイン待ちのすごい行列。

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ここでもまた1時間以上待たされて、いざチェックイン。茨城県連受検組で予約していた部屋の一つが確保されていなくて、一悶着。結局、部屋に入れたのは19時過ぎ。

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まずはお風呂(温泉)に直行し、その後、夕食。遅い夕食ではありましたが、ホテル側の配慮があったのだと思いますが、豪華なバイキングでした。寿司やステーキ、カニもありましたよ。

 

2018−2019シーズン滑走記録21〜22(2019年2月16日(土)〜17日(日)会津高原高畑スキー場)

前の日(2019年2月15日(金))の午後、残量が少なくなってきたボルタレンを処方してもらおうとに家の近くの整形外科へ。レントゲンを撮ったりしたのですが、骨には異常なし。先生の話ではすぐには完治しないが、何ヶ月もかかるようなことはないので、ゆっくり直していきましょう、とのこと。やっぱりストレッチが有効で、一時的には痛み止め(ロキソニン)も有効だろうということで、それも一緒に処方してもらいました。ズキズキとした痛みを感じた状態でいるのは患部に良い状況ではないので、そうならないようにしておくのがベターとのこと。

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2019年2月16日(土)の天気は、曇り時々雪で、雪質は良く、堅いバーンに新雪が乗っている感じでした。手の位置の確認と展開系の練習をしていたのですが、左膝外側が痛み出したので、早めに切り上げて温泉へ。ストレッチすると痛みはなくなるんですがねぇ。

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翌2019年2月17日(日)気温が低く、粉雪。時折、地吹雪。ブルーインコースアイスバーン状態。基礎パラレルターン・小回りと横滑りの展開の練習。

この日は、サポーターを試してみました。痛みを感じないので、これは良いかも、と思いましたが、ただ、脚の動きがいまいち。動きが緩慢になるので、検定のときは、サポーターは使えないかなぁ、と。 検定までは、普段の生活でもサポーターを付けてみることにした。

 

そう言えば、COMPE104が試乗会をやっていました。

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試乗会のスタッフの方が滑っているのを見たのですが、やたらとうまい!よく見たら、茨城県連のS技術員でした。

2018−2019シーズン滑走記録20(2019年2月11日(月、祝)会津高原高畑スキー場)

昨日の養成講習会終了後、米沢から南会津へ移動。

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朝、高畑スキー場の駐車場でスキー少年団のTさん一家とばったり。茨城県連競技部主催のポール練習会が突然中止になり、他の参加者は帰ってしまったそうで、困惑されておりました。

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まずは、前の週に行われた全中スキー大会の無事完走をお祝いし、良かったら一緒に滑りましょうと提案しまして、午前中だけでしたが、ごく簡単なレッスンをさせていただきました。

フィジカルがしっかりしているので、もう少し滑り込めば、もっと上のクラスへ十分いけると思います。高畑スキー場で滑っていることが多いので、少年団関係者の方々で、私を見かけたら気軽に声をかけてください。お手伝いできることがあるかもしれません。

 

2019年度第4回正・準指導員養成講習会

2019年2月9日(土)〜10日(日)、第4回正・準指導員養成講習会(米沢スキー場)がありました。

第4回養成講習会を控え、その前日(2月8日(金))に、左膝外側の痛みの原因について、再発防止対策と完治に向けてできることはしておこうと、ブーツのカント調整をしてみてはどうかと思いたち、ひたすら国道6号を南下し、つくばのアルペンへ。いつもお世話になっているKさんに事前に連絡しておいたので、スムーズに対応していただけました。まず、自分の履いているサロモンのブーツはカント調整ができないので、インナーブーツの方を細工していくことに。マシン(南郷スキー学校のK先生の手作りらしい)に乗って左膝がどのくらいずれているかを見てもらいました。それほど大きな調整が必要なほどではなかったので、インナーブーツの底にテープを貼って高さを調整していただきました。確かにまっすぐ踏める感覚があります。1時間ほどで終了し、米沢へ移動。とりあえず白河までは下道で行き、そこから高速に乗ることにしました。福島県境から雪が降り出し、吹雪の中、米沢に到着。定宿のベストウェスタン ザ ジャポナイズ米沢に前泊。

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翌日、2月9日(土)、ホテルから米沢スキー場へ移動。7:30までに駐車場へ入ると無料なのですが、すっかり忘れており、ちょうど7:30過ぎに到着。しっかり700円徴収されました。

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確か、某国営放送のN○Kのチ○コちゃんとかいう雪像や灯籠を模したものが出迎えてくれました。 O技術員による講習開始。今日は、種目の確認がメイン。今回もいろいろと指摘を受けました。 プルークボーゲンでは、肩が斜めになっている。斜面に対して膝、腰、肩の位置が平行になるように。あと、正指受験組のOさんから、右手のストックが寝ていると指摘あり。まっすぐに、手のひらを相手に見せるようにした方が良いとアドバイス。寝ているとコブを滑るときに遅れる原因になるとのこと。

種目のポイントとして、基礎パラレルターン・小回りの最後の3ターンはスピードを落として横滑りっぽく、いつでも余裕を持って止まれるように。雪しぶきが上がるようではダメ。

お昼は、第一ロッジで。豚丼がおいしいかったです。きちんとフライパンで焼いてから出してくれました。これは超おすすめ。

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写真は、ダイナミックコースで横滑りの展開と基礎パラレルターン・大回りの練習。

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今回も宿(指定宿舎)は、準指導員受験のときにもお世話になったタンポポイン。女将さんが相変わらず元気そうで少し安心しました。夕食は、おそらく女将さんと茨城県連のご配慮だと思いますが、米沢牛のしゃぶしゃぶです!やっぱりすごくおいしいです。 

翌、2月10日(日)、この日もいろいろとアドバイスを受けました。滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開は、雑にならないように。特に滑走プルークでは極端に一度に外脚荷重をせず、徐々にかけていくことを心掛けるようにとのアドバイス

横滑りの展開では、手の位置が後ろ過ぎるとの指摘。展開後のストックの突き方について、小回りと同じような感じで突くようにとのアドバイス

第一ロッジのファミリー層の席取りがあまりにもひどいので、昼食はアップルハウスでとることに。かなりガラガラで、正解だったかもと思ったのもつかの間、値段の割にはちょっと残念な唐揚げ定食が出てきました。

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少し混んでくると、オペレーションが悪く、頼んだものがなかなか出てこないようで、準指組では、午後の講習に間に合わない人もおりました。午後からは準指組と合同。最後の確認ということで、種目を4つに絞って、栃平コースで、上部から横滑りの展開、滑走プルークからの展開、プルークボーゲン、シュテムターンと、各地点に技術員とデモが一人ずつ待機し、一人一人アドバイスを受けました。

 

2018−2019シーズン滑走記録15〜16(2019年1月26日(土)〜27日(日)会津高原高畑スキー場)

今シーズンは正指導員(全日本スキー連盟公認スキー指導員)受検のため、高畑スキー場にはあまり行けていない状況ではありますが、久々に2019年1月26日(土)〜27日(日)に行くことができました。

26日(土)は、気温が低く、バーンは圧雪してあり、最高の状態。午前中は時折吹雪くものの、日差しがあり、絶好のスキー日和。今シーズンはバーン状況が良いことが多く、滑っていて楽しいですね。

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相変わらず、低速種目の練習。レッドコースのコブが柔らかくて非常に滑りやすい。

滑りすぎなのか、4年前の水戸市市長杯@蔵王ライザワールドで痛めた左膝外側が痛み出す。

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27日(日)は、午前中、雪が降っており、時々吹雪。ゲレンデは圧雪が間に合わなかった模様。左膝をだましだまし、低速種目の練習。

この週末は、全日本選手権モーグルで活躍している谷口綺穂(あやほ)選手のチームが高畑スキー場に来ており、練習風景を間近で見ることができました。レッドコースのリフト側に専用のモーグルバーンを作って(ジャンプ台も)、すごい速さでブレないターンで滑り降り、バックフリップでエアをきっちり決めていました。

相変わらず左膝外側の状態が良くないので、2月2日(土)に4年前にお世話になった整体のゴッドハンドI先生のところへ。骨盤のズレや背骨の曲がりを直してもらいつつ、左膝外側の治療をしていただきました。結局のところ、筋肉が硬くなってしまっている(要するに体、筋肉のケアをしていない)ので、しっかりとストレッチをするようにとのことでした。特に自分の場合、足の後ろ側と側面を伸ばすことにより、左膝外側の筋肉が柔らかくなっていくので、筋肉を休めることができるそうです。あと、I先生の話では、同じ技術レベルの選手がいた場合、ストレッチをしているのといないのでは確実に差が出るそうです。また、試合前や運動前とかにしっかりとしたストレッチ、つまり、十分に伸ばすようなストレッチをしてしまうと、筋肉が休んでしまい、それが元に戻るのに30分〜1時間かかってしまうので、その間は思ったパフォーマンスができなくなってしまうそうです。ですので、試合や練習前、つまり、運動前の準備体操は軽めにし、終了後のストレッチはしっかりと行い、筋肉を休めさせることが重要になります。そう言えば、水戸シニアスキークラブの現役レーサーOさんが、試合や練習後にストレッチを念入りにしていたのを思い出しました。

2018−2019シーズン滑走記録14(2019年1月23日(水)マウントジーンズ那須)

岩鞍トレーニングから帰ってきたら、インフルエンザA型にかかり、1/19-20は滑りに行けませんでした。

さて、2019年1月23日(水)、有休消化のためマウントジーンズ那須へ。水戸から2時間くらいで行けてしまうので、こういうときのために早割リフト券を購入しておいたのです。

天気は良いのですが、那須岳の麓とあって、硫化水素臭が鼻につく。

さすがに平日とあってガラガラ。9:30に待ち時間無しで一人ゴンドラに乗って一番上まで。

午前中は、クワッドリフトのサン ダウンでひたすら練習。バーンの上から、横滑りの展開、パラレルターン大回り、プルークボーゲン、滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開の順で滑りました。

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午後は、ホース バック ストリートにコブがあるかと思って行ってみたら何もなくて、ノースウッド トレイルに移動し、総合滑降の練習。結構バーンが堅く、難しく感じました。15:30まで滑って、水戸へ戻りました。